今季一番の歓声がアリーナを包んだ。仙台がホーム4戦目で初の白星。失点は今季最少の60で、94点を許した前日の守備を修正したことが勝利につながった。
 第1クオーターから相手外国人選手を徹底的にペイント内(制限区域)から遠ざけ、岩手が得意とするゴール下の攻めを封じた。マッチアップしたウィリアムスは「いいポジションを取られないように厳しく体を寄せるよう心掛けた」。前日、25得点した214センチのビューキャナンを第2クオーターまで6得点に抑えたのが大きかった。
 ディフェンスリバウンドにも強さを発揮して31。攻守の切り替えを速くし、縦への意識を持って得点につなげた。後藤監督も「守備からすぐ走りだす選手が増えてきた」と手応えを感じていた。
 仙台は勝率を5割に戻したが、喜んではいられない。東地区2位福島、1位秋田との戦いが待つ。石川は「うれしい部分もあるが、もっと圧倒的な力で勝ちたかった。リセットして次戦に臨みたい」と表情を緩めることはなかった。(伊藤卓哉)