仙台は前半最大10点あったリードをひっくり返されての逆転負け。今季負けなしの秋田に横綱相撲を許した感がある。
 後半、はっきりと力の差が表れた。ロッカールームでねじを巻き直して戻ってきた秋田の守りが激しさを増し、仙台の攻めが一気に乱れた。
 第1クオーターで切れのあるドライブから得点を重ねた石川が徹底して厳しいマークに遭い、攻撃の糸口を奪われる。ならばパスを回して打開したいところだが、リングにはじかれる場面も目立って得点が伸びない。
 「大事な場面で(他の選手を)頼れない」。司令塔にそう言わせてしまっては、秋田を追い詰めようもない。
 後半はターンオーバー10。ボールを失っては秋田に走られ、イージーなレイアップを重ねられた。「どう攻撃を展開していくのか理解が深まっていない。コート上で戦略を表現できていない」と柳川。明らかに相手の術中にはまっていた。
 共にB1復帰を目指すはずのライバルにあっさり連敗。「前日の負け試合をどれだけのメンバーがビデオを見て反省したのか」と石川は嘆く。課題の一つ一つにきちんと向き合わない限り、浮上の兆しはつかめない。(伊藤卓哉)