仙台は攻撃主体に戦術を切り替えてこの日は87得点。しかし、100点近くを取られてはなすすべもない。志村は「多く得点するのはあくまでも手段。勝てなければ意味は無い」と沈痛な表情を浮かべた。今季10敗目を喫し、B1復帰は風前のともしびとなりつつある。
 前日の試合で左膝を痛め欠場したアシャオルの穴を埋め切れなかった。27失点した第2クオーター、外国人2人に対し、チョルとウィリアムスが並んだのはわずか約2分。攻め手を欠き、シュート18本のうち成功は5本。守っては1対1で止められず、連係プレーへの対応も後手に回った。
 試合を通じてフィールドゴールの成功率は金沢と同じ50%だったが、フリースロー本数は約3分の1。インサイドに切り込めるアシャオルがおらず、ファウルを誘える選手がいなかった。
 シーズンの約4分の1が経過した段階で、すでに苦境に立たされた。後藤監督は「非常に厳しい状況は分かっている。一戦一戦勝っていくしかない」と声を振り絞った。(伊藤卓哉)