バスケットボール男子、B2仙台は20日、敵地で福島(東地区2位)と対戦する。19日は仙台市青葉区の仙台大明仙バスケ・ラボで約1時間半、攻守のフォーメーションや速攻から得点する形を練習した。
 福島とのゲーム差は3。10月下旬の前回対戦は2点差で競り負けた。福島は1試合平均80.8得点とリーグ2位の攻撃力を誇り、ゴール下で強さを見せる216センチのアラビのリバウンドから速攻につなげるのが得意の形。後藤監督は「短い時間の中でも対策はしっかり講じた。目の前の試合に勝つだけ」と意気込んだ。

◎2位との直接対決、課題修正 速攻磨く

 同じ失敗は繰り返せない。17日の信州戦はわずか58点しか取れず大敗。攻撃を軸に置くチームにとって反省材料の多い内容だった。柳川主将は「二度とあんな試合はしない」ときっぱり。悔しさをばねに速攻バスケの進化を図る。
 苦杯をなめた要因は連係不足。速い展開に持ち込んでもパスミスを連発し、再三のターンオーバーを許した。全員が走る意識を共有できず、1人がボールを持つ時間も長くなった。中2日の厳しい日程の中、選手たちは課題の修正を急いだ。「みんなで引き締まった練習ができた」と柳川主将。17日の試合後にチームを覆ったうっ屈した雰囲気は消えつつある。
 福島は速攻で得点を伸ばしたい仙台の戦術を研究しているはず。「たとえ一番速い段階でシュートにいけなくても、次の好機で打てるような確認ができた」と柳川主将。対応力にさらなる磨きをかけて臨む。
 東地区は秋田が首位を独走し、現在3位の仙台は優勝争いから一歩後退。まずは2位に入らないとB1との入れ替え戦に進めるワイルドカードの可能性すらなくなってしまう。2位の福島との直接対決は負けられない一戦だ。
(伊藤卓哉)