青森との2連戦は今年最後のカード。12勝14敗で黒星が先行している戦績をまずは五分に戻し、気持ちを切り替えて新年の巻き返しに挑みたいところだ。そのためには、後藤監督が「相手を圧倒する試合運びができる選手」と高く評価する司令塔・石川の活躍が欠かせない。
 石川は、得点に直接絡むパスを出すアシスト数が1試合平均で5.0とB2全体で上位。チームが掲げるスピードを前面に押し出した攻撃的なプレーには欠かせない選手だ。守備リバウンドを奪い、すぐに石川を起点にロングパスを通してゴールにつなげる時間帯を多くつくりたい。
 現段階では発展途上だ。23日のホーム熊本戦では、第1クオーターで速攻から得点を奪えず、相手に16点の大差をつけられたのが響いて3連敗を喫した。石川は「(全員が)意識して走り、速攻が決まる形をつくりたい」と共通理解の必要性を強調する。
 今季、同じ相手との2連戦で連勝できたのは12度中3度だけ。「強いチームになり切れていない。勝ち越しが絶対だ」と石川。B1復帰への望みをつなぐため、年の瀬の戦いに挑む。(伊藤卓哉)