仙台は延長で急失速。2017年最後の試合を黒星で終えた。開幕から3カ月たつが、接戦をものにできない状況が続く。
 延長は先手を取るのがセオリー。アウェーならなおさらだが、開始から連続11得点を許してしまった。青森は外国人にボールを集め、インサイドをとことん攻めてきた。一方の仙台は確率の低い外からのシュートに頼りがち。「相手の方が頭を使ったバスケットをしていた結果」と石川。勝負どころで弱みが出た。
 前半にリードを許してしまうのも今季を象徴している。第1クオーターは青森のゾーン守備にうまく対応できず、攻撃の起点がつくれない。ターンオーバーも四つあり、序盤から主導権を渡してしまった。追う展開は厳しい。前半の10点差を巻き返すには選手も体力を使う。延長にツケが回っても致し方がない。
 13勝15敗。1年でB1復帰を目指すためには圧倒的に勝ち越さなければならないが、二つの負け越しで17年が終わった。
 「5月にB1降格し、現状ではB2でも勝てない。いい思い出はほとんどない一年」と志村。1月はいずれも2連敗している山形、秋田をホームで迎え撃つ。「ここから反撃ののろしを上げたい」と言葉に力を込めた。(伊藤卓哉)