前日と同じ大量失点での完敗だった。高岡監督の「たくさんいい場面があった」という言葉が空虚に響く。第1、3クオーターは17失点に抑え、「監督が求めている数字を達成できた。収穫だ」(柳川)というが、結果は84失点。シーズン前半を終えて13勝17敗という現実を前にしては、新体制になったばかりという言い訳は通用しない。
 簡単なミスが多かった。喫したターンオーバーは前日の14を上回る20。このミスを起点に19点を失っていては勝機はない。
 象徴的だったのが7点差まで詰め寄った第4クオーター。石川がウィリアムスに出したパスを、山形のマクシェパードに奪われた。そのままドライブからのレイアップシュートを決められ、つかみかけた流れは再び相手に。精密さを欠いたパスで自滅した。前日残した攻守の連係不足という課題は修正できないままだった。
 その上、リバウンドやこぼれ球への反応も悪く、球際の弱さを露呈した。「個人の意識で改善できる」と高岡監督は言えば、溝口も「技術じゃなく気持ちで負けていた」と話す。B1復帰を掲げるのであれば、こんな悠長なことを言ってはいられない。(伊藤卓哉)

<自信失うことない/仙台・高岡大輔監督の話>
 攻撃については新しい構成を入れたばかりだが、選手はよくやってくれていると思う。自信を失うことはない。勝って、笑って試合を終えられなかったのが悔しい。

<今後も守り高める/山形・ジョセフ・クック監督の話>
 チームで懸命に守備ができた結果だ。選手全員の成長を感じることができた。強い相手に勝つにはレベルの高い守備が大切。今後も守備力を高めていきたいと思う。