谷里が覚醒の兆しを見せている。1月28日のホーム秋田戦はチーム最多タイの15得点を記録した。プロ2年目、23歳シューターの活躍が、低迷するチームに刺激を与えそうだ。
 秋田戦は第1クオーター終盤にコートに立つと、すぐさま3点シュートを決めて波に乗った。第2クオーター以降も外から積極的に攻めて得点を重ねた。
 昨季終盤、大学に所属しながらプレーできる特別指定選手として仙台に加入した。昨季の出場は3試合のみ。今季も11人の所属選手で最もプレータイムが少なかった。
 28日の抜てきは「チームの目指している守備を体現しているから」(高岡監督)。今後を見据えた戦いをするためにも、若手の台頭は欠かせない。活躍は新監督の期待に応えた形だ。
 今年は他の選手よりも早くコートに入り、1日300本のシュート練習を積んできた。「秋田戦で練習の成果が出て安心した。後は安定して結果を残していきたい」と話す。
 1月末には新たに3人が入団。チーム内の競争は激しくなる。「自分の活躍でチームを波に乗せたい」。口調にたくましさが出てきた。(伊藤卓哉)