宮城県利府町は、東北楽天の2軍本拠地の町中央公園野球場(愛称・楽天イーグルス利府球場)を人工芝に植え替える方針を決めた。老朽化で利用に支障が出ているためだ。開会中の3月定例会に提出した新年度当初予算案に実施設計費約490万円を計上した。
 中央公園野球場は1997年完成で、両翼98メートル、中堅122メートル。今季も東北楽天の2軍公式戦18試合が予定され、アマチュアの利用も含め4~11月は毎週末が予約で埋まる。
 人気施設だが、地下排水溝が老朽化したため水はけが悪く、雨が降ると2、3日間使用できなくなる。外野の天然芝も古くなって盛り上がり、内野と段差が生じてプレー中に選手が転倒する恐れもあるなど、不具合が出ていた。
 当初、町は植え替えも検討した。しかし養生のため利用希望の多い6、10月に閉鎖を余儀なくされ、維持に年間1000万円程度かかることから人工芝化を決めた。改装の総事業費は約2億5000万円。うち5000万円にスポーツ振興くじ助成金を充てる。
 町生涯学習課は「年間を通じて快適にプレーができるよう利用者の利便性を考慮した」と話す。