東北楽天は13日からヤクルト、阪神との敵地6連戦に臨む。先発陣には、開幕直前に負傷離脱していた20歳の安楽、ドラフト1位の高卒新人で18歳の藤平を新たに組み入れる見通し。交流戦は現在、7勝5敗の5位だが、最後の2カードで若い両右腕を原動力に勢いづきたい。
 13~15日のヤクルト戦(神宮)は釜田、安楽、則本、16~18日の阪神戦(甲子園)は藤平、美馬、岸の順で先発が予想される。このうち休養日の美馬を除く5投手が12日、仙台市のコボパ宮城で調整した。
 昨季後半戦で先発に定着し、3勝を挙げた安楽は今季、則本、岸に次ぐ先発の柱と期待されたが、3月下旬に右太もものけがで2軍落ち。14日の登板に向け「1軍に戻して良かったと思ってもらえる投球を見せたい」と活躍を誓った。
 藤平が予想通り先発すれば、2015年10月の安楽以来の高卒新人抜てきとなる。2軍では11試合で51回を投げ、1勝2敗、防御率3.35と着実に経験を積んだ。藤平は「甲子園は高校で最後に投げた場所。18歳の若さを見せて直球で勝負したい」と意気込んだ。
 開幕から先発陣に入り、2勝を挙げた釜田は、6回3失点だった5月19日のロッテ戦(ゾゾ)以来の復帰戦。「前回はボークなど初歩的なミスをしてしまったが、今回は強い気持ちで投げる」と必勝を期した。(金野正之)