イースタン選抜2番手で登板した東北楽天の藤平が1回無安打無四球2奪三振の好投で優秀選手に選ばれた。「3者連続三振を狙っていたので残念。3三振ならMVPでしたね」と悔しがりつつも、「出来は90点。新鮮で楽しかった」と目を輝かせた。
 二回にマウンドへ。いきなり2者連続の3球三振。まず栗原(ソフトバンク)を直球で空振り三振に仕留め、杉本(オリックス)にはスライダーで空を切らせた。石岡(中日)も追い込んだが、フルカウントまで粘られ、最後は高めの直球を詰まらせて捕邪飛に切って取った。
 杉本への勝負球以外は全て直球。「直球を待っている相手から変化球で空振りを取るのは簡単だけど、あえて真っすぐで押そうと思った」。美学を貫いた13球で、ドラフト1位の実力を見せ付けた。
 今井(西武)ら同世代のライバルたちとの競演は後半戦に向けて大きな刺激になった様子。「1軍で少しでも投げ、チームのためになれるよう頑張りたい」と気持ちを新たにした。(浦響子)