「日本一の感動をありがとう」。プロ野球東北楽天の星野仙一元監督(球団副会長)の訃報から一夜明けた7日、本拠地・楽天生命パーク宮城(仙台市宮城野区)の正面入り口前に献花台が設置され、多くのファンが星野さんの遺影に手を合わせた。
 午後2時半に献花台が設けられると、球団のホームページなどで知ったファンが次々と訪れた。涙を流したり、献花後も別れを惜しむようにたたずんだりする姿もあった。
 宮城野区の会社員山本裕子さん(48)は「選手を温かい気持ちで見ている姿が印象的。(監督退任後も)仙台のことを気に掛けてくれた」と振り返った。妻、娘と一緒に来た太白区の会社員鈴木一博さん(54)は「亡くなったことが今でも信じられない。とてもリーダーシップがあり、尊敬していた」としのんだ。
 2013年、日本シリーズ制覇を決めた試合を本拠地で観戦した盛岡市の大学教員上村松生さん(61)は「星野さんの胴上げは東日本大震災の被災地に感動を与えてくれた。最後に『ありがとうございました』と伝えた」と語った。
 献花台は8、9日も午前10時~午後5時半に設置される。