昨季育成から支配下に復帰し、5年目で初の1軍キャンプメンバーに選ばれた今野がシート打撃に登板。打者11人に1安打、2奪三振と上々の滑り出しで首脳陣にアピールした。
 最大の武器である直球を主体に、変化球もスライダー、シュート、カーブ、フォークボールと投げ分け、仕上がりの早さをうかがわせた。それでも「内容は60点。安定感と変化球の精度が全然駄目だった」と自己評価する。
 危機感が根底にある。「この時期に2軍に落とされると、(開幕1軍は)厳しい。結果を残さないと」
 このオフは下半身強化に重点的に取り組み、2015年に行った右膝手術のリハビリで、落ちた右脚の筋肉量を左脚とほぼ同程度まで回復させた。キャンプでは佐藤投手コーチの助言を受けてフォーム修正にも取り組み、「前よりしっかり投げられ、制球も安定している」と手応えを感じている。
 地元宮城の岩出山高出身。「岩出山の星」と期待を背負って入団し、4年がたった。「まさに勝負の年。オープン戦でも結果を残し、安定感を出したい」と活躍を期す。(浦響子)