第4日は18日、山形県中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがたで準決勝2試合があり、仙台育英と盛岡大付(岩手)が決勝に進んだ。仙台育英は2年ぶり15度目、盛岡大付は7年ぶり3度目。(15面に関連記事)
 仙台育英と盛岡大付は来年3月19日に開幕する選抜大会(甲子園)に東北地区代表として出場することが有力となった。
 最終日の19日は同スタジアムで決勝が行われる。

 ▽準決勝
聖光学院(福島)
   010000000=1
   00002001×=3
仙台育英(宮城)

 【評】仙台育英が中盤に逆転し、逃げ切った。0-1の五回、西巻の適時二塁打で同点とし、続く斎藤の中犠飛で勝ち越した。長谷川は粘りの投球で1失点完投。聖光学院は二回に先制したが、三回以降は再三の得点機を生かせなかった。

<西巻主将、二塁打と好捕で貢献>
 仙台育英の西巻主将が攻守に活躍し、選抜大会出場につながる勝利に貢献した。
 0-1の五回1死一、二塁、7球目の真ん中低めの直球を左手一本で左越えに運び、同点の適時二塁打。「真っすぐ狙いで自然とバットが出た」。佐々木監督は「難しい球をよく打った」とたたえた。守備でも五回2死一、二塁で、中前に抜けそうなゴロを好捕し、ピンチを救った。
 2年ぶりの優勝が懸かる決勝に向け「浮かれることなく、気を引き締めて臨みたい」と話した。

<聖光学院の堀田「自分の投球できた」>
 聖光学院は二回に先制したが、仙台育英の粘りに屈した。それでも先発堀田は「気持ちが揺れることなく、自分なりの投球ができた」と振り返った。
 直球、変化球ともに切れて四回まで無失点。五回に失策からピンチを招き、逆転を許した。8回112球を投げ切った主戦は「もっと粘り強く投げられるようにしたい」と課題を挙げた。
 斎藤監督は「新チームになった当初は、ここまで勝ち上がれると思わなかった。選手たちを褒めたい」とねぎらった。