山形県中山町の荘内銀行・日新製薬スタジアムやまがたで19日行われた第69回秋季東北地区高校野球大会の決勝で、仙台育英は6-2で盛岡大付(岩手)を破り、2年ぶり9度目の優勝を果たした。来年3月19日から甲子園球場(兵庫県西宮市)で開幕する選抜大会への出場を確実にし、ナインは気を引き締めた。

 ▽決勝

仙台育英(宮城)104000010=6
盛岡大付(岩手)000001010=2

 仙台育英の応援席には野球部員や選手の父母ら約150人が駆け付けた。野球部員で応援団長の堀田知希さん(2年)は「秋の東北ナンバーワンのタイトルが取れるよう応援する」と試合前から気合十分だった。
 期待に応えてチームは一回に先制し、三回には4点を追加。三回に2点適時打を放った前田颯太選手(2年)の父直人さん(43)は「打てたことよりも、チームの役に立てたことが何より」と喜んだ。
 その後も危なげない試合運びで優勝し、選抜大会出場を引き寄せた。2安打を放った佐川光明選手(2年)は「ホッとしているが、このままでは全国で上位にいけない。みんなで力を合わせ、チーム力を上げたい」と一層の飛躍を誓った。