甲子園球場で開かれている第99回全国高校野球選手権大会の宮城代表仙台育英は19日、3回戦第4試合で2度目の春夏連覇を狙う大阪桐蔭と対戦する。18日は兵庫県尼崎市の市記念公園野球場で約2時間練習した。

 春の王者にどう挑むか。佐々木順一朗監督は「走攻守そろったチームだが、付け入る隙はある。失敗してもいいから仕掛けていかなければならない」と話す。この日はほとんどを打撃練習に割いた。
 ナインは大阪桐蔭の主戦徳山壮磨投手の投球を映像で分析した。徳山投手はここまで16回を投げてわずか1四球。選手たちは「制球のいい投手」と口をそろえる。狙い球を絞っていくことが重要になりそうだ。
 大会屈指の強力打線に対し、仙台育英の主戦長谷川拓帆投手は「全員に警戒が必要。甘いコースに入らないようにしたい」と話す。この日はブルペンで約20球、軽めの調整となった。
 19日は第1試合に盛岡大付(岩手)、第3試合に聖光学院(福島)が登場し、8強入りを懸けて戦う。佐々木監督は「うちは昨秋と今春の東北大会を制している。先に帰るわけにはいかない」と静かに闘志を燃やしていた。