▽3回戦(第4試合)

大阪桐蔭(大阪)000000010=1
仙台育英(宮城)000000002×=2

 【評】仙台育英が大阪桐蔭に逆転サヨナラ勝ちした。0-1で迎えた九回、2死一、二塁から若山の内野ゴロが敵失を誘い満塁とすると、途中出場の馬目が中越えに決勝打を放った。投げては主戦長谷川が強力打線を6安打1得点に抑えて完投した。
 大阪桐蔭は八回、1死二塁から中川の左前適時打で先制。先発柿木は九回2死まで完璧な投球だったが、逃げ切れなかった。

<長谷川、逆転呼ぶ好投>
 仙台育英の主戦長谷川が大阪桐蔭を6安打に抑えた。強力打線にもひるまず、大胆不敵に胸元を突いた。伸びのある直球を軸に、スライダーを効果的に見せ球に使い、大阪桐蔭打線に的を絞らせなかった。
 八回にこの日初の連打で先制点を許しても動じない。「まだ1点。流れは奪われていない」。後続の4番根尾を落ち着いて内野ゴロに打ち取ってピンチを最少失点にしのぎ、九回の逆転劇を呼び込んだ。
 「粘って粘って投げられたから最後の攻撃につなげられた」と124球を振り返る。準々決勝も強力打線の広陵が相手。「広陵に負けた聖光学院の思いも背負って戦う」と意気込んだ。

<運行ったり来たり/仙台育英・佐々木順一朗監督の話>
 九回はドラマをつくろうと言って選手たちを送り出した。うれしいを通り越して夢みたいだ。遊ゴロで終わりだと思ったが、運が行ったり来たりの試合だった。