第2日は18日、仙台市民球場、石巻市民球場で1回戦6試合があり、村田、仙台南、仙台などが2回戦に進んだ。
 村田は塩釜に零封勝ち。仙台南は四回に5点を奪う猛攻で登米を8-3で下した。仙台は東陵との打撃戦を8-7で制した。
 第3日の19日は、仙台市民球場と石巻市民球場で2回戦4試合がある。

 ▽1回戦

村田 4-0 塩釜

仙台南 8-3 登米

古川工 7-5 泉館山

仙台 8-7 東陵

大崎中央 9-0 白石工

岩ケ崎 12-2 多賀城

 ▽1回戦(仙台市民)

岩ケ崎0301134=12
多賀城1000010=2
(七回コールドゲーム)

 【評】岩ケ崎が大勝。1点を追う二回、遊佐竜の適時打などで3点を挙げると、四回以降も遊佐竜のソロ本塁打などでリードを広げた。多賀城は一回に石川が先制本塁打を放つも、その後は1安打止まりだった。

 ○…「経験生かし勝ち進む」 22年ぶり出場の岩ケ崎は12得点と最高のスタートを切った。1点先行された二回、遊佐竜の中前適時打を皮切りに3点を奪って逆転。四回は再び遊佐竜が左翼席に運んで差を広げた。公式戦初の一発に「真ん中に甘く入ったのを見逃さず思い切り振った。打った瞬間、風に乗って入ると思った」と笑顔だった。
 夏の宮城大会には3年生不在のチームで臨んだため、同じメンバーで戦えるのが強み。佐藤監督は「公式戦を多く戦ってきている。経験を生かして勝ち進みたい」と話した。

◎仙台打ち勝つ

 ▽1回戦(仙台市民)

仙 台110020400=8
東 陵103000003=7

 【評】仙台が打ち勝った。2点を追う五回、武田の中前適時打などで追い付くと、七回には長短4安打を集めて4点を勝ち越し。東陵は九回に1点差まで追い上げる粘りを見せたが及ばなかった。

 ○…1年真壁、悔しい初登板 昨年の準優勝校東陵が初戦で敗れた。先発を任された1年の真壁は「低めにボールを集められなかった」と唇をかんだ。
 立ち上がりから毎回走者を背負う苦しい投球が続く。三回に2点のリードをもらったが、五回は先頭佐藤応に三塁打を許し、続く渋谷をストレートの四球で歩かせたところで降板。県大会初登板に「緊張してしまった」という。味方の援護に応えられなかったことを悔やんだ。
 苦いマウンドとなったが、「この経験を糧にする」と前向きだ。体の細さを課題に挙げ、「冬場は食事を多く取って体を大きくし、走り込みで下半身を鍛えたい」と誓った。

◎六回一挙5点 古川工が逆転

 ▽1回戦(石巻市民)

古川工020005000=7
泉館山102000002=5

 【評】古川工が逆転勝ち。2-3の六回無死二、三塁から、鎌田の左中間三塁打で試合をひっくり返すと、この回打者9人の猛攻で計5点を挙げた。2番手松田は5回2失点と粘投。泉館山は投手陣が乱れた。

 古川工・鎌田(六回に逆転の左中間2点三塁打)「当たりは完璧。外角低めのスライダーにうまく対応できた。打線が一回にサインミスでチャンスをつぶし、悪くなったチームの雰囲気を振り払いたかった」

◎仙台南が快勝

 ▽1回戦(仙台市民)

登 米002010000=3
仙台南20150000×=8

 【評】仙台南が快勝した。1点リードの四回、岩崎の走者一掃中越え三塁打などで5点を追加して突き放した。登米は0-2の三回に菅原宗の適時打などで追い付いたが、中盤以降息切れした。

 登米・熊谷投手(5四球と制球に苦しむ)「序盤は力任せに投げてしまった。回転がかかった伸びのあるボールを磨いていきたい」

◎大崎中央が零封

 ▽1回戦(石巻市民)

大崎中央
   02000034=9
   00000000=0
白石工
(八回コールドゲーム)

 【評】大崎中央が終盤に畳み掛けた。2-0の七回、星野の中前2点打などで3点を追加。八回も1死二、三塁と攻め、三好のスクイズと高野の2点二塁打などで4点を奪った。白石工は4失策と守備が乱れた。

 大崎中央・高野主将(バスター打法で2安打4打点)「地区予選が不調だったので取り入れた。バントの体勢からバットを引いてスイングする分、球がよく見えて振りも鋭くなった。当分続けたい」

◎村田突き放す

 ▽1回戦(石巻市民)

塩 釜000000000=0
村 田00010030×=4

 【評】村田が1-0の七回、3点を奪って突き放した。1死一、三塁で竹内の内野安打で1点を加え、さらに押し出し四球と鹿島の左前打で差を広げた。塩釜は6人の継投が決まらず、打線も2安打と湿った。

 ○…継投決まり零封発進 5年ぶりに出場した村田が継投を決めて初戦を突破した。先発した背番号10の佐藤勲が6回2安打の力投。七回から登板した主戦大野も3回無安打で締めた。仙台育英で2001年春の甲子園準優勝投手となった芳賀監督も「すごく良いテンポで投げてくれた」と納得の笑顔だ。
 零封ながら三振はゼロ。2人とも打たせて取る丁寧な投球が光った。佐藤勲が変化球を低めに集め、大野は「自分も負けていられない」と強気に直球で押した。「ライバルかつ心の支え」(佐藤勲)と互いに高め合う仲。4強入りした1977年より上を目指し、2人は「次も継投を決めたい」と意気込む。