▽2回戦(開成山野球場)
東海大山形(山形)000000011=2
黒沢 尻工(岩手)00000040×=4

 【評】黒沢尻工が七回に猛攻。無死二、三塁から菅原の中越え三塁打に佐々木駿、高橋叶の適時打で計4点を先取。菅原は八、九回に各1失点したが後続を断った。東海大山形は再三の好機を生かし切れなかった。

◎菅原、病み上がりで投打に活躍

 33年ぶり出場の黒沢尻工が主戦菅原の活躍で初戦を飾った。13奪三振で2失点完投し、打っては七回に外野を深々と破る先制の2点三塁打。「奪三振の多さは自分でも珍しい。緊張したけど、抑えられて自信になった」と笑顔を見せる。
 意外にも石橋監督は「『勝つのは厳しい』と思っていた」。菅原は5日に風邪で40度近い熱を出し、練習を3日間休んだ。「体力、筋力とも落ちた」と菅原は振り返るが、得意のカットボールを多投して打ち気をそらすなど、工夫を重ねて主戦の役割を果たした。
 「次も自分が打って気持ち良く投球したい」。白星をカンフル剤に完全復活を目指す。