由利工は1点が遠かった。四回まで毎回得点機を築きながら先制点を奪えなかった。渡辺監督は「勝負どころで差が出た。相手が一枚上手だった」と話した。
 四回から登板した井上に苦しんだ。140キロ台後半の速球に緩い変化球を交えられるとなかなか反撃の糸口をつかめない。五~八回は音なし。粘投の佐藤亜を援護できなかった。
 畑山主将は「夢に見た舞台で緊張した。ここでプレーできたことを自信にしたい」と振り返り、「必ず夏に戻ってきて、応援してくれた人たちに勝利で恩返ししたい」と力強く宣言した。