▽3回戦(第2試合)

彦根東(滋賀)0000000000=0
花巻東(岩手)0000000001x=1
(延長十回)

 【評】花巻東が延長十回、0-0からサヨナラ勝ち。先頭紺野がチーム初安打で出塁すると四球と安打で無死満塁とし、藤森が中犠飛で試合を決めた。一回途中から救援の伊藤は十回まで投げて無失点の好投。
 彦根東は左腕増居が九回まで無安打、14三振を奪う完璧な投球を見せていたが、打線の援護がなく力尽きた。

<伊藤、投げ合い制す>
 一回無死一塁で登板した花巻東の2番手伊藤が10回無失点の力投でサヨナラ勝ちを呼び込んだ。九回まで無安打無得点に抑えた彦根東・増居との投げ合いを制し「最後まで我慢できたのが良かった」と照れくさそうに笑った。
 わずか6球で降板した先発新田の後を受けての緊急登板。それでも「準備はできていた」と動じなかった。高校入学後に覚えたシュートを武器に内外角を突き、四、六、九回に迎えたピンチで踏ん張った。

<頼もしい選手たち/花巻東・佐々木洋監督の話>
 私の指示のミスで、(九回まで無安打と)増居君に気持ち良く投げさせてしまった。手も足も出なかった中で勝った珍しいゲーム。接戦に強いチームになってきており、選手を頼もしく感じている。