目標に掲げるベスト4入りへ負けられない初戦は、仙台にとって悪夢のような展開となった。2012年のリーグ戦、同じ味スタでFC東京に喫して以来の6失点。いいところがなかった。
 今季初出場のGKシュミットの好守もあって前半は0-1で折り返したが、後半は守備が崩壊。6、8分に続けざまに失点すると、その後もゴールを奪われ続けた。「J2(期限付き移籍先の熊本や松本)の経験は何だったのかと思った」とシュミット。DF増嶋は「耐えなければいけない大事な時にミスが出た」と振り返った。
 仙台は9人が今季初の公式戦先発。FC東京は経験で上回る選手が多かった。「まずは1点を返そう」と声を掛け合ったものの、激しくて強い寄せにパスがつながらず、シュートはわずか3本にとどまった。
 古巣との対決に闘志を燃やしていたボランチ三田は「単純に実力の差だと思う。11人のうち一人も相手を上回る選手がいなかった」と悔しそう。「次は踏ん張って絶対に勝ち点を取りたい」と続けた。
 記録的な大敗を喫したが、18日にはリーグ戦第4節の柏戦が待っている。渡辺監督は「リーグ戦に向けて前を向いて準備したい」と話した。(佐々木貴)