仙台がチーム一丸となりホーム開幕戦をものにした。決勝点を挙げた中野は「難しい試合になったが、勝ち点3を取れたことが大きい」と振り返った。
 普段より多い2200人超のサポーターが見守る中、選手たちはやや緊張気味だった。だが、短い時間で攻守が切り替わる目まぐるしい展開にも、最後まで集中力を切らさなかった。
 前半19分、見せ場が訪れた。フォードのパスを受けた安本がシュートを放ち、GKのこぼれ球に中野が反応。「あれは(自分ではなく)チームの得点。入って良かった」と話す。
 先制し優位に立ったが、今季初勝利を狙う新潟に何度もゴール前へ攻め込まれた。守備で存在感を発揮したのがDFラインを統率した千葉。相手の動きに対応し、献身的なプレーでピンチの芽を摘んだ。
 「球際の粘りと、目の前にボールが入ったら強く行くことを意識した」と振り返りつつ「無失点は良かったが、攻められる時間帯も多かった」と試合内容には納得していない。
 左サイドハーフに入った主将田原が前半10分、負傷退場するアクシデントもあった。苦しんだ末につかんだ白星は、仙台にさらなる勢いをもたらすに違いない。(佐々木貴)