1次リーグ第2節(12日・ユアスタ仙台ほか=6試合)A組の仙台は磐田に2-0で快勝して初勝利を挙げ、1勝1敗とした。札幌は清水を1-0で破り、2連勝で首位に立った。大宮-柏は0-0で引き分けた。B組の広島は新潟を1-0で下して初勝利。今大会初戦の神戸は、横浜Mに2-0で勝った。甲府-C大阪は0-0で引き分けた。
 仙台は次節、26日に仙台市のユアスタ仙台で清水を迎え撃つ。

 仙台が後半に2点を奪って快勝した。0-0の後半6分、左サイドからの佐々木のスルーパスをクリスランが左足で合わせて先制。同23分には菅井のパスに反応した佐々木が右足で鮮やかなループシュートを決めた。磐田は仙台の守りを最後まで崩せなかった。

【1次リーグ】
▽A組(ユアスタ)
仙台2(0-0)0磐田
   (2-0)
▽得点経過
 後6分 1-0 クリスラン(1)
 後23分 2-0 佐々木(1)
▽観衆 5,003人

<クリスランも来日初ゴール>
 ブラジル人助っ人、仙台のクリスランが、自身のゴールで初先発試合に花を添えた。「チャンスで結果を残せてうれしい。神様に感謝したい」と声を弾ませた。
 後半6分、佐々木のスルーパスに素早く抜け出した。高速ドリブルで左サイドを駆け上がり、GKの股を左足で通して貴重な先制点。「練習通りの動き。相手の背後にうまく出してくれた」と佐々木をたたえた。
 父マテウスさんと母アントニアマリアさん、婚約者ブレンダさん(18)が来日し、観客席で見守った。クリスランは「やる気をより高めてくれた。リーグ戦でも初ゴールを決めたい」と、16日の次戦ホーム鹿島戦に向け意気込んだ。

<シュミット、ユアスタデビュー戦飾る>
 仙台で育ったGKシュミットは、ユアスタデビュー戦を無得点に抑えた。ゴールを決めた佐々木を引き合いに「仙台育ちがベガルタを引っ張るのはいいこと。これからも頑張りたい」と充実感を漂わせた。
 試合開始早々から磐田の猛攻に押された。「ボールを捕まえるか、はじくかの判断が甘かった」と反省点を口にするが、最後まで集中を切らさずチームのとりでとなり続けた。
 「リーグ戦(の先発)に向けてのアピールはまだまだ足りない」と謙遜する。「足りないところを練習でしっかり磨きたい」と、勝利に浮かれることなく最後まで気を引き締めていた。

<自信取り戻せた/仙台・渡辺晋監督の話>
 リーグ戦で痛い敗戦を喫した後、どれだけ挽回できるかが試された試合だった。前半は引きずったものがあったが、後半は意識を変えた。ちょっとかもしれないが、自信を取り戻せたのは大きい。
好機決め切れず

<磐田・名波浩監督の話>
 球際に寄せる部分は、互角だった。先制されたのは悔しいが、2点目は素晴らしかったので仕方ない。何回か好機はあったが、決め切れなかった。枠内シュートを増やすのが課題だ。