J1仙台は3日、リーグ戦第20節アウェー鹿島戦(5日18時半・カシマスタジアム)に向け、仙台市の紫山サッカー場で約1時間半練習した。
 紅白戦では、FWクリスランがワントップに入り、前線の石原ら他の選手と連係を深めた。J2名古屋から期限付き移籍したMF古林は右ウイングバックを務めるなど精力的に動き回り、仙台での初の先発入りに向けてアピールした。

<クリスラン集中「今回は勝つ」>
 鹿島戦へクリスランが集中力を高めている。4月のホーム戦で自身のリーグ戦初ゴールを決めており「いいイメージがある。前回はいい試合をしながら負けたが、今回は勝つ」と頼もしい。
 現在、リーグ戦は8位タイ、チームではトップの7得点を挙げている。高い身体能力を生かしたプレーは相手の脅威となり、攻守に存在感を発揮してきた。
 前節柏戦は先制された直後の後半24分から出場。終了間際、左サイドの深い位置に駆け上がってゴール前にクロスを送ると、相手選手に当たり、石原を経て中野の同点ゴールとなった。
 「自分でシュートするかどうか迷ったが、角度がなかった。得点できたのは、チームにとってプラスになった」と振り返る。
 チームの戦術面などから途中出場する試合もあるが「出場時間に関係なくチームに貢献したい。90分でも15分でも、その気持ちは変わらない」と力を込める。
 熱い声援で背中を押してくれる仙台サポーターの期待に応えたいと強く願う。「鹿島戦は難しい試合になるだろうが、その分、モチベーションは上がる。仙台がレベルアップしていることを表現したい」と意気込む。(佐々木貴)