8月26日の前節札幌戦で左内転筋を痛めたクリスランが、元気な姿を見せた。「テストしてみたところ、フルパワーを出せた。痛みは全然なかった」と、YBCルヴァン・カップ準々決勝鹿島戦を欠場した悔しさを、鳥栖戦にぶつける決意だ。
 8日のミニゲームで控え組のFWを務め、ゴール前に抜け出す俊敏性を披露。ボールを取られるとすぐに駆け寄って奪い返すなど、守備でも存在感を示した。
 対戦経験がない鳥栖について「2トップが手ごわい。1人はゴールエリアで活躍し、もう1人は足元の技術がある」と印象を語る。「相手はアウェーなので、勝ち点1が欲しいだろう。手堅く守ると思うが、その隙を突く」とイメージを膨らませる。
 途中出場が多い最近は、味方を生かす動きも目立つ。「試合中、ベンチで相手の特徴をよく見るようになり、視野が広がったように思う」。実際、前々節新潟戦は0-1の後半から出場し、逆転勝利に貢献した。
 渡辺監督は「途中からの方が攻守の役割が明確で、クリスランも動きやすいのではないか。持っているエネルギーを爆発させてほしい」と期待する。チーム得点王でもある強力なスーパーサブが、上位浮上につながる勝利を呼び込むに違いない。(狭間優作)