J1仙台は9日、リーグ戦第25節鳥栖戦(10日18時半・ユアスタ仙台)に向け、仙台市の泉サッカー場で約1時間、最終調整した。
 ミニゲームでは、シャドーストライカーのMF野津田が機敏な動きで攻撃陣をけん引した。MF中野は左ウイングバックに入り、正確なクロスなどで好機をつくった。
 仙台は8勝5分け11敗の勝ち点29で12位。前節は札幌に0-1で敗れ、4戦ぶりの黒星を喫した。上位浮上のために連敗は避けたい。
 鳥栖は9勝7分け8敗の勝ち点34で暫定9位。前節はG大阪に1-3で敗れた。仙台との6月の前回対戦は1-1で引き分け。2016年4月以来、3試合ぶりの勝利を狙う。
 渡辺監督は「鳥栖は試合中に頻繁に戦術が変わる。さまざまな予測を立てて試合に臨みたい。(YBCルヴァン・)カップでクラブ初の準決勝に進んだ勢いを持続させたい」と語った。

<中野「カップ戦が自信に」>
 「カップ戦で鹿島に勝ったことが自信になり、攻撃も守備も、自分たち主体で前から行ける」。中野が落ち着いた表情で鳥栖戦を見据える。
 中野にとって鳥栖は、移籍後初得点した相手。6月のアウェー戦、後半途中から出場し、三田の左CKのこぼれ球に反応して同点ゴールを決めた。「あれから試合に出られるようになってきた」と振り返る。
 裏のスペースに抜けたりクロスで好機を演出したりと、攻撃にリズムを呼び込む左ウイングバックは「(次は)流れの中でゴールを決められるようにしたい。目の前の試合に勝つことで上にいける」と力を込めた。