サッカーJ1仙台を運営するベガルタ仙台は9日、渡辺晋監督(44)が来季も指揮を執ることが決まったと発表した。クラブは昨季、2年契約を結んでいた。
 渡辺監督は同日の練習後、「今やっているサッカーに手応えを感じているし、進歩させたい」と語った。
 今季は新システム「3-4-3」を導入した。けが人が相次ぐ中、適材適所の選手起用でチーム強化を図った。リーグ戦は現在10勝7分け14敗の12位で勝ち点37とし、既にJ1残留を決めている。若手選手の育成にも力を発揮し、YBCルヴァン・カップではクラブ史上初の準決勝進出を果たした。
 渡辺監督は2004年、J2仙台で現役を引退した。仙台の下部組織コーチなどを経て、08年にトップチームコーチに就任。14年4月、前監督の成績不振を受けてヘッドコーチから昇格した。
 来季で5季目となる渡辺監督は、J1に限ると手倉森誠元監督(青森県五戸町出身)の4季を抜き、クラブ史上最長の在任期間となる。