J1仙台の新シーズンが事実上、始まった。昨季は2年連続の12位ながら、チーム戦術が浸透した後半はサポーターの胸を高鳴らせる試合を重ねた。上位進出を目指し、選手たちは力強い一歩を踏み出した。
 「始まったという感じ。いい体をつくりたい」。昨季、リーグ戦でチーム最多の10ゴールを決めたFW石原は練習後、すがすがしい表情で言った。
 初の全体練習ではランニングはもちろん、体幹トレーニングに力を入れた。チームにとってけがは大敵。その対策となるエクササイズを増やし、シーズンを通じてしっかり動ける体づくりを目指す。
 今季のスローガンは「Be STRONG 2018」。昨季を継承しつつ、さらなる強さを求めていく。選手たちの意識は高まりつつある。
 昨季途中に加入し、シャドーストライカーとして存在感を示したMF野津田は「仙台で自分らしさを取り戻せた。最初からアピールしていきたい」と意欲満々。今季、完全移籍となったMF中野は「けがをせず、しっかりとやりたい」と力強い。
 選手たちの充実した表情に、渡辺監督は「みんな張り切ってやってくれた。すごくいい初日を迎えられた」。上々のスタートを喜ぶと同時に、気を引き締めていた。(佐々木貴)