仙台市出身のシンガー・ソングライター佐野碧(あおい)さん(東京在住)が、ネパール大地震の被災者支援を仲間と続けている。国内でチャリティーライブで資金を募り、停電の多い現地にソーラー式ランタンを届けている。24日には仙台市内で活動報告ライブを行う。
 支援のきっかけは佐野さんの母優子さんの活動。優子さんが主宰する非政府組織(NGO)が以前から、ネパールの貧しい学生への奨学金支給や女性らの就労支援をしていた。佐野さんは地震発生2カ月後に現地に入り、トイレ設営や生活物資の配布を実施。首都カトマンズでストリートライブを敢行すると大勢の市民が喜んでくれたという。
 佐野さんは帰国後、音楽とランタンを届ける活動「HIKARI SONG GIFT」を始めた。母校宮城学院女子大の関係者を中心にした「佐野碧を支援する会」(顧問・山形孝夫元学長)も「東日本大震災支援への恩返しをしたい」(山形さん)と協力。4月に一緒に古都バクタプルを訪ねてランタン約300個を手渡し、地元演奏家と野外ライブを行い約2600人の被災者に歌を届けた。
 山形さんは「被災者は今もトタンのバラックに住み、停電も多い劣悪な環境で生活している。関心を持ってほしい」と話す。
 24日のライブは「ネパールチャリティー音楽フェスティバル2016後夜祭」と題し、仙台市青葉区の「ジャズ・ミー・ブルース ノラ」で行う。午後8時開始、入場料3000円(ワンドリンク付き、原則予約制)。連絡先はトミーシーエンタテインメント03(6427)1193。