日本政策投資銀行は6日、人工クモ糸繊維の実用化を目指すスパイバー(山形県鶴岡市)に対し、同社の発行済み株式を買い取る形で投資したと発表した。買い取った株式数や金額は非公表。
 同社は2007年設立のバイオベンチャー。強度と伸縮性に優れたタンパク質素材の人工クモ糸繊維を開発し、アウトドア用衣料品などの素材として実用化を目指している。同行は事業の先進性や新素材の中長期的な可能性を評価した。
 スパイバーの真栄平(まえひら)誠経理財務マネージャーは「研究開発で一定の成果が得られ量産、普及の段階になった。今回の投資をきっかけに事業化をスムーズに進めたい」と話した。