全焼した社殿の再建を目指す青森県八戸市の蕪嶋神社は2日、蕪島近くの仮社殿で記者会見し、第1期工事の終了を報告した。野沢俊雄宮司(66)は「厳しい冬の工事だったが、順調に終えることができた」と語った。
 新社殿は2015年11月の火事で失った社殿と同じ広さを計画し、第1期工事では蕪島頂上に基礎部分を整備した。島はウミネコ繁殖地として国の天然記念物に指定され、繁殖のため鳥が集まる今年3月までに工事を終える必要があった。
 第2期工事はウミネコが別の場所に移った後の9月に始まり、社殿の本体工事に着手する。19年12月の社殿完成、20年3月の一般開放を計画する。
 神社によると、総工費5億円に対し、これまで約1億7200万円の寄付金が集まった。火事の保険金を合わせた額は約2億9300万円で、神社は引き続き寄付を募っている。