青森県警が2015年に摘発した暴力団組員らによる陸奥湾のナマコ密漁事件で、被害に遭ったむつ市の川内町漁協が、首謀した北海道函館市の元指定暴力団山口組系組長の男(45)=漁業法違反などの罪で服役中=や密漁ナマコを買い取っていた同市のナマコ加工会社など犯行グループに計1億円の損害賠償を求めた訴訟の第1回口頭弁論が3日、青森地裁であった。被告の5人1社のうち、2人と1社は請求の棄却を求めた。密漁の実行に関わった元組長ら3人は事実を争わないとされ、結審した。
 棄却を求めた2人と1社は理由について「追って明らかにする」としている。