津軽海峡フェリー(北海道函館市)は9日、新たに造船した大型フェリー「ブルーハピネス」(8800トン、定員583人、乗用車230台積載)を青森市の青森港フェリー埠頭で公開した。11日に就航し、青森-函館間を約3時間40分で結ぶ。
 傷病者を診察できるドクタールームなど災害時に対応できる機能を持つ。同社が青函航路に導入する災害対応大型フェリーは3隻目。大型ストレッチャーが運べるエレベーターを備えるほか、大型発電機を搭載し、電気自動車などに電力供給ができる。通常速度は20ノット。緊急時は23ノットまでスピードアップできる。
 船内設備では既存船で好評な「ビューシート」を設けた。船首部分にあり、海を眺めながら、ほぼ水平にリクライニングできる。
 船内であった式典で、同社の村上玉樹社長代理は「北海道新幹線との相乗効果も継続している。災害時にも貢献したい」と述べた。