秋田県警は新年度、運転免許センター(秋田市新屋南浜町)に看護師1人を常駐させる。高齢者自身が健康状態を適切に把握し、運転の可否を見極められるよう支援するのが狙い。東北の県警で看護師を常駐させるのは初めてだ。
 センターによると、4月1日付で看護師と保健師の免許を持つ看護師を県警の非常勤職員として採用する。高齢者を中心に来訪者の相談に乗り、免許の自主返納を提案したり、医療機関の受診を勧めたりする。契約期間は1年で、更新も検討する。
 県警によると、2016年、65歳以上が過失の重い「第1当事者」になった県内の事故は523件で、前年から15件増。高齢ドライバーの事故対策が急務になっている。
 運転免許センターの担当者は「医学の知識がある看護師が相談に乗ることで、助言にも説得力が増す。高齢者の事故防止につなげたい」と話す。