岩手県は17日、東京電力福島第1原発事故を受け、事故当時に15歳以下だった県内の子どもを対象に実施した内部被ばく調査結果を発表した。調査した8人の尿1リットル当たりの放射性セシウムは7人が不検出、1人が1ベクレル未満だった。
 調査は昨年10月1日から今年3月3日まで、一関市、奥州市、平泉町の10~18歳を対象に実施した。尿に含まれる放射性セシウム量から推計した一生の間に受ける放射線の総量を示す「預託実効線量」は、全員が0.01マイクロシーベルト未満だった。
 県は「放射性セシウムによる健康影響は極めて小さい」と分析している。
 調査は2011年度から年1回実施。事故当時に15歳以下だった子どもを対象に継続調査している。預託実効線量の最高値は11年度調査の0.02~0.03マイクロシーベルトで、その後は減少が続いている。