2軍の開幕投手を任された高卒新人の藤平が、3回を投げて1安打無失点、6奪三振と上々の結果を残した。高校時代を過ごした神奈川での公式戦初登板。「直球でどんどんカウントが取れて、スライダーも直球も決め球にできた」と手応えを語った。
 最速145キロの直球で追い込んだ後、約20キロの速度差のあるスライダーで面白いように空振りを奪った。一回、3アウトの全てを空振り三振で奪うと、二回も2奪三振。三回は先頭への四球から1死三塁のピンチを招いたが、後続を三邪飛と空振り三振に仕留めた。
 「スライダー一つの球種で縦、横、緩い変化と投げ分けられた。ボール何個分の出し入れができていた」と収穫を感じた様子。「1軍で投げるのが目標。満足せずにやっていきたい」と気を引き締めた。
 今後も中5~6日の間隔で、先発登板を続ける予定。平石2軍監督は「十分期待に応えてくれた。大きく育ってほしい」と評価した。(浦響子)