カヌー・スラローム男子カヤックシングルのリオデジャネイロ五輪代表で青森県西目屋村へ移住した矢沢一輝選手(28)が10日、村役場を訪れ関和典村長と懇談した。11日から村教委の臨時職員として勤務し、2020年東京五輪を目指す。
 矢沢選手は北京大会から3大会連続で五輪に出場。ロンドン五輪で9位に入った。善光寺大勧進(長野県)で僧侶をしていたが、良好な練習環境を求め、岩木川カヌー競技場のある同村に移住を決めた。
 職員証を手渡された矢沢選手は「自治体職員として勤務するのは初めて。子どもたちにカヌーを教えるなど、自分のできることをしっかりやりたい」と抱負を語った。関村長は「実力が発揮できるようサポートしていく。五輪選手が移住する村として全国に発信したい」と述べた。
 矢沢選手は今後、欧州で開催されるワールドカップなどに出場する予定。6月に村で開かれる「白神カップカヌー大会」に運営補助員として参加する予定だ。