「出馬してよかった。悔いはない」。秋田市千秋明徳町の事務所で語った寺田さんの声は、普段よりも弱々しかった。無党派層を思うように取り込めず、佐竹さんに倍以上の大差をつけられた。「現体制を維持したいというのが県民の思いだと、認めざるを得ない」と肩を落とした。
 佐竹さんの強固な組織力を痛感させられ、「無競争になるような状況だったが、17日間を全うできたことはいい見本になったはずだ」と振り返った。