青森市浪岡中2年の葛西りまさん=当時(13)=が昨年8月にいじめ被害を訴えて自殺した問題で、葛西さんの遺族は11日に市内で記者会見し、市いじめ防止対策審議会から「自殺といじめとの因果関係は解明できない」と説明されたことを明らかにした。

 遺族側は「納得できない」として学校への追加調査や、委員の交代を求める要望書を提出する考え。
 遺族側などによると、審議会は3月26日、調査結果をまとめた報告書案を遺族に説明。葛西さんが思春期特有のうつだった可能性があると伝えた。
 詳細な説明を求めた遺族に対し今月11日に会合の場が設けられたが、精神科医の委員は診断理由の説明ができなかったという。

 父の剛さん(39)は「娘と会ったことも話したこともない人に診断された。何があったのかという事実を解明してほしい」と話した。
 一方、遺族側は報告書案が校内でのいじめを前提に「学校の対応に極めて大きな問題があった」としている点については評価した。