作家の素顔にレンズを向けた「新潮社写真部のネガ庫から」(仙北市、市教委主催)が、秋田県仙北市角館町の同社記念文学館で開かれている。井上靖や松本清張ら作家50人の写真を厳選して展示している。
 川端康成と三島由紀夫が並んだ1枚では、1968年にノーベル文学賞を受賞した川端を三島が「自分の誇り」と祝福した逸話などを紹介。雑誌などに掲載されなかった写真を通じて作家の人柄に触れられる。
 会場には、同社創業者の佐藤義亮氏が出身地の仙北市に寄贈した書籍なども並べた。秋田市の主婦松本節子さん(64)は「文章では伝わらない作家の横顔が垣間見える」と話した。
 7月17日まで、午前9時~午後5時(月曜休館)。入場料は大人300円、小中学生150円。連絡先は文学館0187(43)3333。