18歳が投票するかどうかは家族次第? 選挙権年齢が「18歳以上」に引き下げられた昨年7月の参院選で、山形県内の高校3年生の有権者が投票したかどうかは、家族が投票に行ったかどうかに大きく影響されていたことが、県選管などが実施したアンケートで分かった。投票に行った家族がいる場合、約9割が投票していたのに対し、家族が投票していない場合は約2割にとどまった。
 調査は昨年10月~今年2月に実施。対象は県内の公立高全43校に在籍する3年生(各校50人以内)で、1633人が回答した。
 選挙権があった人は全体の29.8%で、486人。そのうち投票へ行った人は82.3%だった。投票した理由は、最多が「せっかく与えられた権利だから」で37%、次いで「投票するのは国民の義務だから」24.8%だった。投票に行かなかった理由は「用事があったから」がトップで44.2%を占めた。
 家族の投票状況との関連を調べた結果、投票に行った家族がいる場合、88.6%が自らも投票していた。一方で、投票に行った家族がいない場合、投票した割合は15.4%にとどまった。投票した人のうち、90.5%は家族と一緒に投票へ行っていた。
 今後、進学や就職に伴い引っ越しをする場合の住民票異動は「すると思う」が39%。「しないと思う」は31.5%で、理由は「必要性を感じないから」(51.2%)「面倒だから」(19.6%)「地元からの成人式等の案内がほしいから」(10.7%)などだった。
 県選管の担当者は「啓発活動や高校での主権者教育の推進に加え、家族を含めた啓発の方法も議論していきたい」と話した。