全国の高校生、大学生らがアストロバイオロジー(宇宙生物学)研究の最先端に触れる「慶応アストロバイオロジーキャンプ」が3日間の日程で、鶴岡市先端研究産業支援センターであった。鶴岡市の慶応大先端生命科学研究所の主催。
 宮城、山形など16都府県から書類選考を経た65人が参加した。「地球と宇宙における生命の起源および探査」を主要テーマに、宇宙航空研究開発機構(JAXA)や海洋研究開発機構(JAMSTEC)、慶大などの研究者16人が各専門分野の講演をした。
 学生は講義で得た知識を踏まえ、「新しいアストロバイオロジーのミッション(任務、使命)」を考えるグループワークにも取り組んだ。科学技術が発展したと仮定し、小型ロボットを使った天体の探査や人工冬眠・人体改造による地球外への移住プランなど、自由な発想で提案した。
 東京都江東区の高校生戴天舒(だいたかのぶ)さん(18)は「医療分野に興味があったが、宇宙生物学というより大きいスケールで体の仕組みを考えることができた。一線で活躍する研究者の人生観も聞けて有意義な3日間だった」話していた。