◎東北芸術工科大教授 三浦秀一さん(53)=山形市

 市民団体「やまがた自然エネルギーネットワーク」の代表を務めています。メンバーは約80人です。2015年8月から、東根市に「さくらんぼ市民共同発電所」を設置して太陽光発電に取り組んでいるほか、自然エネルギーを学ぶ勉強会なども開催しています。
 活動を始めたきっかけは東京電力福島第1原発事故です。当時、エネルギーに対する関心が高まり、山形県内各地で勉強会を開いていました。その中で、自分たちでも電気を作ることができるのではないかという機運が高まり、仲間と共に市民発電の取り組みを始めました。
 研究者として机上の空論ではなく、社会実験をしていく必要があるという思いもありました。
 福島第1原発で発電された電力は東京に送られていました。これは福島に限ったことではなく、明治時代以降、東北全体が置かれてきた立ち位置だと思います。経済、文化、エネルギーなどあらゆる面で地域の中で自立できる形を作っていければ良いと思います。