東京電力福島第1原発事故の影響で3月で休校となった福島県富岡高のサッカー部後援会が、原発事故の対応拠点となったサッカー施設「Jヴィレッジ」(福島県楢葉町、広野町)の再整備費として、福島県に110万円を寄付した。
 サッカー部は男女ともに2006年度創部。原発事故前は試合や練習でJヴィレッジのグラウンドを利用した。後援会は選手の遠征費用などの積立金の一部を寄付金に充てた。
 ともにサッカー部1期生の飲食店経営鈴木裕太さん(26)=福島市=と大学職員岸本あすかさん(26)=同=らが13日に県庁を訪れ、内堀雅雄知事に目録を手渡した。
 主将を務めた3年時に全国大会出場を果たした鈴木さんは「Jヴィレッジは憧れの場所。日本代表と試合をしたこともある。次の世代にも感動を味わってほしい」と施設再開に期待。内堀知事は「皆さんが一生懸命頑張っていた姿を覚えている」と感謝した。
 Jヴィレッジは2019年4月に全面再開の予定。県は再整備費22億円のうち7億円を民間の寄付で賄う計画だ。10日現在、約4億4700万円が集まっている。