秋田県羽後町田代で8日、住宅など5棟が全焼し、火元の無職武田チヤさん(74)が焼死した火災があり、湯沢署は19日、殺人と現住建造物等放火の疑いで、同居していた長男で板金業武田清美容疑者(51)を逮捕した。
 逮捕容疑は8日午前8時15分ごろ、木造2階の自宅1階で、チヤさんに火を付けて殺害したほか、自宅を含む住宅や小屋計5棟を全焼させた疑い。
 武田容疑者は喉に軽いやけどを負い、19日まで湯沢市内の病院に入院していた。県警によると、搬送される際に「(チヤさんを)殺すつもりで火を付けた」と話したといい、退院を待って同署が逮捕した。
 同署は、武田容疑者が可燃性の液体を使って火を付けた可能性があるとみており、動機などを調べている。
 武田容疑者はチヤさんと会社員で50代の妻と3人暮らし。出火当時、妻は外出して不在だった。