暴風が吹き荒れた宮城、福島両県では19日、転倒するなどして男女計7人が重軽傷を負った。交通機関は大幅にダイヤが乱れた。
 仙台市消防局によると、午後9時現在、30~80代の6人が転倒するなどして頭や足などに軽いけが。郡山市では午後2時半すぎ、ゴルフカートが転倒し、運転していた同市の男性(54)が左脚に大けがをした。カートは風にあおられたとみられる。
 山形県鶴岡市羽黒町の出羽神社では参道の幹周り約4メートルの杉の木が倒れ、羽黒山山頂の本殿から約200メートル下った埴山姫(はにやまひめ)神社の建物を損壊する被害があった。参道沿いの杉林は国の特別天然記念物に指定されている。
 JR東日本によると、秋田、山形新幹線で計5本が運休、東北新幹線にも大幅な遅れが出た。東北各地の在来線でも運休や遅れが相次いだ。空の便は仙台空港の4便をはじめ、花巻、秋田、庄内などの空港で欠航が出た。