弘前ガス(青森県弘前市)は5日、地域新電力事業に参入すると発表した。7月に取次店として営業を始め、来年4月には自主電源の電力販売を開始する。
 同社はグループ会社と合わせ、弘前市の約2万6000世帯に都市ガスやLPガスを供給。津軽地方を中心に灯油を販売している。
 取次店としては一般家庭用の電力を販売する。ガスや灯油の契約と併せたセットプランの場合、東北電力に比べ、使用量に基づく料金が4~7%安くなる。契約者に対するガス供給などのサービス拡充も検討中。
 来年4月以降は太陽光発電などで自主電源を確保し、事業所用電力の販売を始める。本年度中に3500世帯、5年後に1万5000世帯の契約を目指す。
 斉藤嘉春社長は「地域密着の企業として、地域に貢献したい」と話した。