秋田県羽後町の菅原酒店が7日、かまくら型の雪蔵(雪室)で貯蔵した純米吟醸酒「七曲(ななまが)り峠」の蔵出しをした。
 雪蔵は豪雪地帯の同町田代地区の店舗裏に構える。重機とスコップで高さ4.5メートル、直径13メートルほどの雪蔵から倉庫の入り口を掘り出し、菅原弘助店主(66)と住民ら10人が新酒500本、古酒約50本を蔵出しした。試飲した菅原さんは「すっきりとした味わいになった」と話した。
 雪中貯蔵は23年目。2月下旬に新酒と古酒計約1500本を蔵入れした。コンクリートの倉庫を包むように雪を載せ、断熱シートをかぶせて融雪を防いだ。雪蔵内を室温0度、湿度100%に保ち、熟成させた。
 雪中貯蔵の新酒は720ミリリットル入り2200円(税込み)。連絡先は同店0183(67)2111。