新庄市の男性=当時(83)=が急性膵炎(すいえん)となり2014年2月に死亡したのは、山形県立新庄病院(新庄市)が内視鏡検査でミスをしたことなどが原因だとして、遺族3人が山形県に2500万円の損害賠償を求めた訴訟は8日、仙台地裁で和解が成立した。
 遺族側の代理人や県によると、県が遺族に解決金200万円を支払う。
 遺族側の代理人は「年齢や既往症を考慮した和解案で、遺族もおおむね納得している」と語った。県の加藤亮県立病院課長は「亡くなった患者のご冥福を祈り、安全安心な医療の提供に努めていく」と述べた。
 訴えによると、男性は13年11月、総胆管結石の治療のため入院。内視鏡検査の際、担当医が誤って検査器具で膵臓(すいぞう)の管を傷付けるなどしたため重症化し、多臓器不全で死亡した。